今回は、先日に東京で開催した、私の恋愛の学校ラブアカデミアのゼミ Men Of Gold Program(マン・オブ・ゴールド・プログラム)の公開グループワーク について紹介していきたいと思います。 を目的としたプログラムです。 目次 今回のグループワークは、MOGPの中でも特に重要な位置付けになっていて、 この3つの目的に向かってワークを進めていきました。 13:00 開場 13:30 開始 自己紹介 13:30 瞑想 14:30 「イエス・ノー」のエクササイズ 14:40 心から聴く、傾聴のワーク 15:45 休憩 16:00 エンプティチェアのワーク 17:00 全体で感想をシェア、終了(18:00) を伝えて自己紹介する。
1.今回のグループワークの目的
2.タイムスケジュール
3.自己紹介
4.心(ハート)をオープンにするエクササイズ
大好きな人、友達、家族、職場の人たちなどなど、すべての人の思いや気持ちを理解できるようになるためには、「共感力」を高めることが最重要。
しかし、多くの人が、相手の気持ちを「心で感じる」のではなく、「頭で考える」ため、わかってあげることができません。
ここでは、心の3つの資質、
- 受容性
- 直観的な知性
- シンクロ二シティ
を開花させるための瞑想をしました。
5.イエス・ノーのエクササイズ
自分や相手の行動・考え・気持ちを否定したり、良い悪いジャッジせず、
- ありのままの自分を無条件に許し、受け入れること
- ありのままの相手を無条件に許し、受け入れる
ことの大切さを体感するために、下記の手順でワークをしました。
- ひとりで行うワークで、まずは、なんらかの行動をどんどんしていく(わっはっはと笑う、携帯を触る、本を読むなどなど)
- ひとつひとつの行動に対して「イエス」と言い、その感覚を味わう
- ひとつひとつの行動に対して「ノー」と言い、その感覚を味わう
- 会場全体で、やってみた感想をシェアする
6.心から聴く「傾聴」のワーク
聞くは耳にとどまり、心は符にとどまる。気なる者は虚にして物を待つ者なり。
ただ道は虚に集まる。
つまり、荘子は、「心を空(カラ)」にして聞くことこそ共感だと言っているんだわさ。
多くの人が、相手の話を「頭であれこれ分析しながら聞く」ため、表面的な部分しか理解できません。
あるいは、自分の価値観を基準に、良いー悪いのジャッジをしたり、勝手な決めつけをして、関係を壊してしまいます。
一方、心(ハート)には、良いー悪い、正しいー間違ってるのジャッジをしない、ありのままを許し、受け入れる受容性があります。
なので、「心から聴く」と、相手のありのままを受け入れ、相手の存在そのものを理解することができます。
今回のグループワークでは、そんな傾聴の錬金術を実践しました。
- 2人組になり、まず「話し手」と「聞き手」を決める。(役割は後で交代し、各々が「話し手」と「聞き手」を体験する。
- 「話し手」は、自分の悩みやコンプレックス、自信が持てないことについて話す。
- 前半部分:「聞き手」は「話し手」のためになるような改善点やアドバイスをいっぱい伝えながら聞く。
- 後半部分:「聞き手」は自分のハート(心)に意識を向けて、「話し手」の話をうなずきや相づちを入れて、ひたすら・じっと聞く。
- 役割を交代して、同じことを行う(全て終わった後に、お互いの感想を言い合う)。
【傾聴のワークの感想】
悩みを吐き出しているうちに、だんだん言うことが改善の方向に向かっていって、
悩みを話しているという感じではなく、プラスな気持ちになっていった気がします。
最初、聞き手の方がファイティングポーズをとって「対決感バリバリ」な感じだったので、
ほんとにこれ聞いてくれるのかなと思いました(笑)。でも、だんだん話しているうちに
気持ちが打ち解けてきて、後半に入っると深い話までできるようになってきたので、
ただ「うんうん」と言って聞いてもらってるだけなのに、とても共感してもらえているなと感じた経験でした。
沈黙があっても急かさずしっかり待ってくれたのは良かったですね。
「字義通りだけではないな」というのをいつも意識ながら色々聞いていく必要があると感じました。
別の角度から聞いていくと、やっぱりこういう意味もあったんだなとか、その物事のイメージも聞いていくうちに変わったので、
全部が全部、話していることを鵜呑みにしてはいけないと思いました。まだまだ他にも色々あるだろうなと思いながら
聞いていかないと、本当の意味での“聞く”ということにはならないなと感じました。
それが、ある程度誘導に繋がってしまうところがあるなと思いました。
沈黙をアクティブな雰囲気にしようとすると沈黙を待てなくなってしまうけれど、
きちんと沈黙を待っていると、こっちが考えてなかったことが引き出せて最終的には良かったと思いますね。
7.休憩
受講生の皆さんは、北海道、宮城、青森、東京、神奈川、千葉、愛知、大阪、熊本など、全国各地から集まってくださいました。
そんなみなさんが持ってきてくださったお土産のお菓子を、おしゃべしながらいただきました!
みなさん、ありがとうございます。
8.エンプティ・チェアのワーク
これは、ゲシュタルト療法やプロセスワークでよく使われる技法で、内面にある感情や本当の願いを探求するのに有効です。
今回は、「わかってほしけど、わかってもらえない」葛藤状態にある相手に対する、自分の感情や願い、相手の感情や願い、を明確にするために、以下の手順でワークを行いました。
- 2人組になり、まず「話し手」と「聞き手」を決める。(役割は後で交代し、各々が「話し手」と「聞き手」を体験する。
- 「話し手」は、自分の思いや感情をぶつける相手を設定する(”わかってほしいけど、わかってもらえていない相手”、”不満や葛藤がある相手”、例えば親、好きな女性、元恋人、上司、いじめっこ、などなど)
- 「聴き手」を設定した相手と仮定して、言いたいことや、感じたことなどをぶつける。
- 次は、逆の立場、つまり吐き出した相手になり切ってみる(なりきることで、相手の立場や言われて感じるだろうことなどを想像する)
- 役割を交代して、同じことを行う
- 全て終わった後に、お互いの感想をシェアする
【エンプティ・チェアのワークの感想】
実は分かっていないということが、ワークを通じて浮き彫りになったのが自分のなかで大きいですね。
いまだに両親の問題点が分からない面があるので、そのあたりを話したり学習したりしながら
きちんと理解していきたいと思いました。
自分が言いたいことはある種、自分のわがままに過ぎないのかなと思い、誰が悪いということではなく、改めて自分自身も反省する良いきっかけになりました。
実は最近、仕事のやり取りの中でその上司に対して不満を言ったところ、上司がショックを受けちゃったということがありました。
このことに関して、自分としてはショックを与えたかったのではなく、気づいてほしいという気持ちだったので、
言いたいことは言えたものの、あまり良い言い方ではなかったんじゃないか、ということが頭に残りましたね。
あまり相手を落とさないようにもっとうまく伝えられたらいいなと思う経験でした。
話し手としては、職場の上司を設定したんですが、相手の立場になったときに、
相手にも色々と事情があるということに気づけてよかった。また、聞き手として話を聞かせてもらったときに、
聞いているうちに話し手の相手が確実に気づきを得ている瞬間を垣間見て、
「答えは自分の中にある」っていうことを間近に見ることができたことがとても良かったですね。
1つの事象や事柄に対して、人それぞれ違う見方、考え方があるということに気づけてよかったです。
そうこうやっていくうちに実は自分って被害者意識を持っているだけなのかな、これでは親を理解できないな、
ということに気づけました。これから本音で話していくために、被害者意識をなくしていこうと思いました。
9.懇親会
いよいよここからが本番!?
宮崎地鶏専門居酒屋に大移動して、おいしいご飯とお酒をいただきながら、懇親会をしました。
カラオケで大盛り上がりだーーーい!
まとめ
グループワークで、がっつり愛の技術を習得して、懇親会では、楽しく、真面目に恋バナで盛り上がって。
一緒にわかりあえる仲間がいるって最高だな、と実感できた1日でした。
これからも、みんなで一緒に、愛のヒーロー目指してやっていきましょうね!
感謝と愛を込めて。
あや
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どうも、ラブアカデミア学長/恋愛相談師の永峰あやでごわす。