あなたは、 独りこんなことで、悩んでいませんか? 自分自身の考えを世の中の常識に合わせる。 こうありたい理想はあるけど制度に合わないからあきらめる。 多くの方はこのように妥協してしまうんです。 「生きづらい・・・」 そう感じるのであれば、もっと“自分らしさ”を追求してみませんか? 今回は、“新しいパートナーシップ”を選択した長谷川さん、江添さんへのインタビュー第3弾を紹介したいと思います! 第1弾から読みたいという方はこちら
↓改めてご紹介します。長谷川さん(左)、江添さん(右)です!!
今回は、
- お二人の今後についてどう考えている?
- “浮気”に関するルールってあるの?
- 契約結婚の今後について何か不安はある?
- 契約結婚、ここが良かった・悪かった
これらについて、永峰がガツガツガツっと伺っていきます。
それではインタビュー第1弾、第2弾に続き、第3弾もいってみたいと思いま~す!!
目次
1.契約結婚の今後はどうなる?お互いの気持ちが変わったらどうするの?
今後ブラッシュアップしていく、みたいなことは? 関係って変化していくからこそ面白いと思うんです。 だから、その契約内容も、この2人の関係、ライフスタイルが変わっていくと共に、変えていいものだと思っているんです。 ただそのときに、しっかりお互いに同意を取ることとか、きちんと話し合うということは大事にしたいなと思ってます。 「ちょっとここはこういうふうに変えよう」とか、この5年間の中で変わってきたこととかはあるんですか? 結局、最初のルールで案外うまく、それも気に留めずやっていけちゃってるんです。 この婚姻関係を維持しますか?しませんか?イエスorノーみたいな取り決めだけで、結局更新になっていますね。 話し合いでお互い言い争うとか、この条件を入れたいとか、そういう感じになることはないんですね。 今の状態でうまくやれてるね、という感じで更新してきているということですか? 分担制だけだと生活の細やかなところとか、やっぱり見えてこないんです。 実際に生活しているなかで、衝突も結構したと思う。 便座上げておくべきか、下げるべきか。 あと食器とかもね。 そういうところでは、私たちはうやむやにしない関係ではあると思ってて。 そういう意味では、衝突はしやすいかもしれない。 ちょっと家事のところで「違うな」と思ったら言いますし、江添さんも、自分を曲げない人なので、言いたいだけ言い合います。 実際それで家事分担がちょっと落ち着いたりしてきた経緯もありますし。 私は恋愛関係だと、別れちゃったら嫌だな、とか、かわいく思われたい、とか、良く思われたいとか… そういう考えがどこか残っちゃって、それが積み重なってしまう感覚があるんです。 でも私たちは、もう最初から恋愛関係でもないし、別れてもいい関係であるので、何でも言える。 でも結果的にそっちのほうが、私はいいパートナーシップを築けているというのが、狙いどおりだと思っているんです(笑) 自分の中で悩みが多くて、その悩みを解決するルールを自分で設定しようとして、結局ルールどおりに行かないねっていう感じになる。 ルールどおりに行かないから一緒に変えられる相棒がいるみたいな気持ちですし。 詳細なルールを策定するんですけど、自分ですらそのルールどおりには行かなくて、結局そのままルールはうやむやになってしまう。 変な話、力関係とかが出てきたり。 何かの場面ではどちらかがすごく上になっちゃったり、下になっちゃったりとか出てきてしまうと思うんです。 浮気してたときに訴訟絶対したくないし、されたくないんですよ。 そこは私ルール自分で作って本当に良かったと思ってますよ。 私は浮気について報告しあえる関係がいいんです。 そもそも、“浮気”というか、私たちの関係が本命ということでもないので、“浮気”という表現も違うんです。 それはよく言ってるよね。 第一夫人とか正妻とか、そういう言い方って、そこの関係を頂点にしちゃっていて、他のパートナーを下に見ているんじゃないかって江添さんに言われて、確かにそうだなと思ったんですよ。 そういう意味では“浮気”というよりも、私たちの場合は、“性的なパートナーが他に欲しくなったとき”ですね。 そのときには、今こういう人といい関係ですよって報告をしあうことにしているんです。 もし相談なしにその相手と子どもを作ってしまったら、私はちょっとそのラインが嫌だなとかいうのがある。 だからそこは契約として伝えてます。 江添さんが別の相手と子どもを作るということなら、私はパートナー関係を解消して、そちらはそちらで家庭を作ってもらうとか… 私はそういう相談をあらかじめお互いにしておきたいと思うんです。 それって微妙に難しいと思うんですけど。 ただ、恋愛・セックス・生活・家族というのは、一体化していなくて良いと思っていますし、相性の良い「性的パートナー」がいたら外でどうぞというのはありますね。 また、新たに生活のパートナーとしてすごい適任がいるみたいな感じになれば、ぜひわが家にみたいな気持ちもあったりしますね。 セックスのパートナーであれ恋愛のパートナーであれ、ある程度持続的な関係を他の人との間に設けるということ。 これがお二人にとっては、もう1人のパートナーを作るという定義になるという感じで捉えてもいいですか? すごいなと思ったのが、長谷川さん、さっき「別れてもいい関係だから」ってはっきりおっしゃったじゃないですか。 それって一見すると冷たい印象にも取れますよね。 どうせ別れるから何をしてもいいって。 でもそうじゃなくて、お二人はこの関係に対して、対等であることをとても大事にされているんだなというのが伝わってきます。 お互いに対してもそうだし、相手に他のパートナーが現れても、上下をつけず、みんな自分と同列だと考えるべきという、この感覚って初めてです。 対等性とか協力とか、そういうところに重きを置いていてすごくバランスが絶妙だなと思いました。 それも運と言っちゃえば運かもしれないし、私自身の個性と彼の個性が合ったのかもしれないですね。 不安なことといえば、新しいメンバーができるとしたら、この関係がどうなっていくのかというのはありますね。 今は2人で成り立っていて、バランスが取れていてやっていけそうだなという、そういう思いはあるんです。 5年も経ってますので。 また一緒に暮らすのかもしれないし、ここは別とか。 新しいメンバーを迎え入れたい、みたいなオープンな未来も考えているんですね! 良かったなということは、自由でいられることですね。 自分として、ただ個と個として関われる感じとか、できる限りフェアを意識した生活が実践できている実感もあります。 本当に別れる前提だから言い合えたり、はっきりノーが言えるという関係を積み重ねていて満足してるというのもあります。 そして、何かに縛られてないなって感じます。 この関係を始めるまでは、そういう縛りみたいなのがあったから。 でもそうすると、どんどん本当の自分からは離れていくじゃないですか。 相手がどんどん自分の領域に入ってきて、個としていられなくなる。 相手のモノっぽくなっちゃったり、逆に所有してしまったりだとか。 結局演じるほうもそうだし、演じられてるほうも本心でないものに気付かないので、結局お互いに不幸にしかならないんですよね。 私たちの関係だと、ただ一緒に暮らす人が欲しかったという、その一点なので、変な話、今を積み重ねていくイメージなんです。 こういう理想とか、演じた先の家庭のイメージみたいなものとかも、一切無いんですよね。 何かをし、それに対して演じてうれしいということがあり、次はそれをもっとさらに拡張、もっとパワーアップ版をしようとかいうことになり… その行き着く先は、果てしないスパイラルが続くって感じで、、、。 私自身も小さい頃に痴漢被害とか、性暴力の経験とかもありました。 その中で結構自分というものがうまく確立できていないという部分があった。 でも恋愛にとらわれなくなって、自分がこうしたいというのをちゃんと思い浮かべられるようになってからは、そんなに悩まないですね。 一緒にいて楽しいな、みたいに自然と思える。 あまり困ったこととか無いですね。 私、誰かと一緒にいるなら添い寝したいんですよ。 そこは一番大事な自分の中の核かなと思ってて。 江添さんとはトライアル添い寝をしてみたりもして、大丈夫だったんで一緒になったんです。 なので、それだけは毎日してます(笑) 長谷川さんが納豆すごい嫌いだから、自分も納豆が食べられない。 お互いに何か変化を与え合ってるのかなとも思います。 それに、相手に合わせすぎて自分を見失うんじゃなくて、まずお互い自立した上で、相手のために譲ったりとかできているのかなと。 妻であるとか恋人であるとか、そういうロール(役割)にとらわれないで、ありのままの自分で関わってるところ、すごくいいなと思います。 そしてそこが合ってるから、お互いいい変化があるんだろうなって思いますね。 でも本当に偶然といえば偶然ですね。 うれしいですよね。 自分で何とか追求した上で選び取ったじゃないけど、それしか残らなかった。 自分が楽な方法ってそれしか無いかもしれないって思った先につかんだものなんです。 それをパートナーには「運が良かった」って言ってもらえるのは、すごくうれしい。 労力がかかりすぎるし。 そういうことを考えてたところ向こうから来てくれて「結婚しませんか」と言ってくれたので、「これは楽だ、運が良かった」と。 そこを一体にしなきゃいけないことで結婚に対して混乱を招いてる人、結構多いんです。 そうしなくちゃいけないって思わせてる世論というか社会もあるのかなって思っちゃいますね。 自分自身ももっと若い頃はそれに縛られていて、すごいちぐはぐなところで、いつもはてなマークがありながら人と付き合ってたと思うんですよね。 かつての江添さんみたいに「恋愛よく分からないけど、パートナーシップどうしようかな」みたいに踏み切れないでいる人もいるし。 逆にマジガチで演じてしまって恋愛にドロドロしちゃう男の人もいる。 単純に人間関係が対等じゃない人、所有するとか承認欲求を満たすとか理想を投影するとか、別なことになっちゃってる人とか、色々います。 でもそういう人たちがいい関係を築けるために、応援のメッセージ的な感じでもいいんです。 一言ずつもらえるといいかなって。 所有欲のある人は所有されたい人を探すしかないんじゃないの? 「これは僕に合う、合わない」というふうに。 江添さん、それが全くないですよね。 すごいと思いました。 真逆。 顧客が本当に欲しかったものと顧客が欲しいと主張しているものは違うって、よくあるパターンだと思うんです。 長谷川さんのほうから、何かありますか? 相手を変えようとしなくても、話し合いのできる関係であれば、多分いい方向にパートナーシップって変えていけると思うんです。 多分ちゃんといい感じに変容していくと思うから、向き合うとか、なあなあにしない、というのは大事じゃないかなと思いましたね。 それって自分とも向き合うことだし、相手とも向き合うということですよね。 この度はお時間取っていただいて、どうもありがとうございました。 いかがでしたか? お二人は、「運」「偶然」という言葉をよくお使いになっていました。 でも、決して「運」や「偶然」だけではないと思うんです。 “自分らしさ”に妥協しなかった、ということが言えると思います。 是非、アナタらしい恋愛、結婚を実現してほしいなと思います。 ナゼを心に問え!恋愛対象外から「愛と絆の関係」へ昇華させる技法2.ズバリ!浮気に関してルールってあるの?
3.契約結婚の今後に不安はありますか?
4.契約結婚のココが良かった、ココが悪かった
5.お二人から読者へメッセージを頂きました
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どうも、ラブアカデミア学長/恋愛相談師の永峰あやです。